DIGICO S21 デジタルミキシングコンソール

英国DIGICO社は、2002年に設立され、高度なデジタル技術と製品性で、瞬く間に多くのワールドツアーに導入され、
世界のSRシーンを席巻しました。S21は、DIGICO社SDシリーズの流れを汲む次世代デジタルコンソールです。


ステージからミキシングコンソールまでフルデジタル伝送なので音声のロスや劣化が極めて少なく、
従来のアナログマルチケーブルを使用しないので効率の良い音響システムが構築できます。
またソフトウェアのバージョンアップにより機能が進化します。
サンプリングレート96KHz,24Bitの透き通ったクリアな音質。    

DIGICO S21デジタルミキシングコンソールは、操作部となるサーフェス(コンソール)と
入出力部となるDラックの2つで構成され、イーサコンで接続されます。

     

DIGICO S21スペック

フェーダー:20+1
■入力チャンネル:48ch
■バス:16ch(モノ/ステレオ+LRマスター)
■ソロバス:ステレオ×2
■マトリクス:最大10×8
■コントロールグループ:10
■イコライザー:4バンドEQ( ±18dB)
■内蔵エフェクター:ステレオエフェクター×8
ローカルI/O:マイク/ライン入力×24,ライン出力×12,AES/EBU入出力×1
■外部ディスプレイポート:DVI
■外部同期:ワードクロック、AES/EBU
■USB2.0 ポート:3
■GPI:1/4インチジャック×1
■GPO:1/4インチジャック×1
■ヘッドホン出力:標準フォーンジャック×1、ミニジャック×1
■サンプリングレート:96/48kHz
■レイテンシー:1.1ms@96kHz、2ms@48kHz
■内部プロセッシング:最大40bitフローティングポイント演算
■AD/DA変換:24bit
■周波数特性:20Hz~20kHz(±0.6dB)
■THD+N:0.05%以下(定格ゲイン、10dB入力@1kHz)
■クロストーク:90dB以上(40Hz~15kHz)
■残留ノイズ:-90dBu以下(代表値 : 20Hz~20kHz)
■マイク等価入力ノイズ:-126dB以上
■最大出力レベル:+22dBu(標準仕様)
■最大入力レベル:+22dBu(標準仕様)
■アナログゲイン(入力チャンネルのみ):-20dB~+60dB
■デジタルトリム:-40dB~+40dB
■ディレイ:最大682ms
■ローパス/ハイパスフィルター:20Hz~20kHz、24dB/oct
■インサート:2系統(EQ/ダイナミクスのプリ)
■パラメトリックEQ:4バンド
■ダイナミックEQ- (4ch対応予定)
■ダイナミクスコンプレッサー、ゲート、ダッカー
■ソロバス:ソロバス1/ソロバス2/両方
■電源:内部電源(AC100V、50/60Hz)
■消費電力:ピーク時125W135W 起動時185W195W
■寸法(W×H×D)763mm×295×586mm
■重量:19kg